老後2000万問題に思うこと。iDeCoや投信に投資する必要はあるのか。①
iDeCoで、3000万円の退職金を預けたら、200万になってしまったという記事を受けて。
iDeCoとは、
20代から60未満の方が、60-65の間までに、年金の空白期間ができる5年間に向けたり、老後を豊かに暮らすためのひとつの投資案件である。
メリット
①掛け金が、全額所得控除になる。
②受け取る時も控除になる。
③運用し、利益が出ても非課税(株、投信であれば20%の雑書得がかかる)
④一括でも段階的にでも、受け取れ、移転できる(転職等でも、財形貯蓄や自社株は移転できないが、iDeCoは、移転できる)
デメリット
①60からしか受け取れないし、掛金は10年以上の期間が必要)
②加入と運用時にお金がかかる。(引かれる)
③50代から始めるのであれば不向き。
iDeCoにお勧めできる人
・40代までの健康に自信がある方
(60代からしか受け取れないのでは、何かあった時に対応できない)
・元本が割れる可能性があるものと理解する。
(現在の8割の加入者は赤字である。)
・定期預金や国債ではない。
・iDeCoの商品はたくさんある。
それを証券会社等の利回りやリバランス、ポートフォリオを考え、余裕資金で運用ができる方にはおすすめする。
iDeCoは、60歳までに預けておいて、60歳から段階的に受け取れる貯蓄のようなものですが、
実は、元本割れのリスクがありますといっても、国が勧めてるからという理由で、国債のような感覚に陥ってる方が多いと思います。
3000万が200万の下りは、あまりにも信ぴょう性はありませんが(よほど高利回りの半導体関連に投資してたらなる確率もあり得ますが、)よほどのことがないとここまで下落することはありません)。
iDeCoや投資信託というのは、最近は銀行まで勧めてくださるので、
定期預金の感覚でお入りになることも多いと思います。
しかし元本割れのリスクと、手数料(ファンドマネージャーという方が運用しますので、その方への手数料がかかります)があります。
また、3か月に1度や、半年に1度連絡すら入らないような銀行さんもあるかと思います。
通常の銀行であれば、書面や電話で状況は知らせてくれます。
地政学リスクもわからないのに、
豪ドルが人気で、生命保険の養老タイプを豪ドルにしたり、
投信で半導体がなにかもわからないのに、勧められたからと損益をそのままにして、
損切ができない方が多すぎるのかなと思います。
投資するなら、損切ラインは決めるべきでありますし高リターンは高リスクがつきものです。
去年は、あの低リスク低リターンの安定していたひふみ投信まで赤字です。
地政学リスク(今のVIX指数等)をお分かりにならない方は、
毎日1000円でも貯めることにされたほうが良いと思います。
長くなったので、
iDeCoにメリットがある人とデメリットになる人の比較は
次回にしたいと思います。