アメリカの原油WTI原油だけなぜマイナスになってしまったのか。原油5月物はマイナスだが、6月物は上がるのか。
米ニューヨーク原油先物市場で2020年4月20日、WTI原油だけが史上初のマイナス
は、yahoo検索にも入るほどのヒットワードとなった。
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- 米ニューヨーク原油先物市場で2020年4月20日、WTI原油だけが史上初のマイナス
- 現在アメリカは原油輸入国でなく輸出国になっている。
- 原油暴落の背景
- 原油5月物の期限まで1週間
- アメリカだけなぜ原油がマイナスになったのか
- トランプ氏の選挙にもかかわる石油エネルギーー産業
- 【結論】WTI原油6月物は上がるのか
- どう考えても力不足で、相場が少しでも反転する可能性は低いと思う。
きっと、一般の方もご理解いただけるであろう。
原油価格だけ-ということは、、
水以下どころか廃棄物になる可能性があるのだ・・・
現在アメリカは原油輸入国でなく輸出国になっている。
シェールオイルという岩から生産されているのであるが、
これが、石油大国のサウジアラビアとロシアにも波紋を広げ
外交手段である。
原油暴落の背景
まず、兆しはあった。
年明けから新型コロナウイルスの感染拡大で需要が落ち込む見通しになってきたことから原油相場が下がり始めた。
そこで緊急的に米国、ロシア、サウジアラビアの3国で会合を開いたのが
3月5日のOPEC臨時総会。
日量150万バレルの追加減産案で合意
↓
次の日
6日のOPECプラスは、ロシアが減産を拒否
サウジアラビアは一転、自生産を日量1230万バレルに200万バレル以上引き上げる方針を示した結果、石油相場は急落し、1バレル20ドルを切る急落となった。
原油5月物の期限まで1週間
ついに鬼気迫る状態となった時に、
トランプ米大統領が、
サウジとロシアが減産を拒めば輸入原油に追加関税をかけると脅し。
5月から、2018年10月を基準に、日量1000万バレル
サウジとロシアは各250万バレルの協調減産が固まった。
4月12日に970万バレルの減産で最終合意
★メキシコがごねたため少し減産額が少なくなった。
アメリカだけなぜ原油がマイナスになったのか
サウジアラビアやロシアにはタンカーで横付けして、
しかしながら、アメリカにはその横づけ出来、移動できる仕組みがないらしい。
しかもタンクはもう溢れんばかりで、
新しい貯蔵タンクを急ピッチで作っている最中である。
トランプ氏の選挙にもかかわる石油エネルギーー産業
なお、トランプ氏のツイッターによれば、
「経済はV字回復するのでそれまでためにためておいてやる」
という強気なトランプ節が書かれていた。
4月頭には、
米シェール開発企業が経営破綻してしまった。
原油価格下落はトランプ大統領の支持基盤のエネルギー産業に深刻な打撃になる。
【結論】WTI原油6月物は上がるのか
新型コロナウイルスのロックダウンが徐々に段階的に解除され、
徐々に持ち直すと予測しているが、
6月物はマイナスにならないまでも
970万バレル程度の減産でしかない。
どう考えても力不足で、相場が少しでも反転する可能性は低いと思う。
20バレル手前で推移するのではないでしょうか。
それを考えてトレードしたいと思います。
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私はシストレしないのでわかりませんが、最近よく聞く証券会社です。
産油国の財政が悪化していけば、
世界の金融市場が不安定化し、コロナショックに追い打ちをかける恐れもあると思う。
足もとでは銅も値下がりを続けているのである。