成長株投資法 大化け銘柄に投資する。億トレーダーが参考にした投資法②
今回は順張りでおなじみの、オニールさんの手法を紹介しようと思う。
CAN-SLIM
という抽出法を用いて大化けしそうな成長銘柄を探し出すものを開発した人物である。
具体的には、新高値をつけた銘柄を探し出す、そしてそのチャートを見て新製品や新事業経営陣の入れ替えなど、大きな変化を先取りしているかどうかを判断して投資していく方法である。
メリットとしては新高値を抜けると、既存株主は全て含み益状態になる。
何かの事情で売りたい株主が一掃され需要供給が大幅に改善するというメリットがある。
テクニカルでふるいにかけて、そこからファンダメンタルズで成長株を煽り出すのが、オニールの手法である
では、ここで高値を買う順張りの湯治法の確立者であるウィリアムオニールの手法を紹介していきたいと思う。
オニール氏のCAN-SLIM投資法は、
端的に言えば
①収益増加率
②株価
③出来高の動き
に目を向け.
他社より優れた製品で最高益を上げているかどうかを考えるシンプルな手法である。
高値ブレイク投資法と呼ばれたりもする。
CAN-SLIM投資法
①過去3~5年のEPS増加率が25%以上であること
②直近四半期のEPSが前年比同期比25%以上増加していること
③相場の先導役であること
④株数が少ない、中小型株であること
⑤新製品や新サービスなどが地合いが良いこと
⑥機関投資家が買っていること
⑦相場全体の地合いが良いということ
まずepsに関しては営業利益を用いることが良いと思われるので四季報でチェックする。
中小型株の条件を300から500億円以下と設定しておく。
eps増加率が25パー四半期が25パーということであれば増益率が拡大していることを見ることができる、なので、なぜ利益が増えているのか、どうかを、コーポレートガバナンスやir等で調べるとわかると思う。
そして、新製品や新サービスがあるという条件は、新製品が出たばかりであったり、新サービスの人気に火がついたばかりであれば買っても良いが、しばらく経っているのであれば織り込み済みと判断してしまうこともあっても良いと思う
成長株投資法というのは、
基本的に会社のホームページを隅々までよく見て、類似企業との違いやどの部分で伸びしろがあるかを調べ、
それが利益として出ているかを考えることで、
順張り投資としてハンバガー、テンバガーを狙える可能性がある。
もちろん思惑相場も大事であるなので、今現在コロナ渦ではあるが、業績がある程度安定している薬局や製薬会社やバイオ株に投資するのも悪くないのかもしれない。