過去から学び明日に活かす。相場で生きるインドア女子の記録

日々、株やFX、先物等相場に思うことを書いています。また、テクニカル信者でありますが四季報から読み解くファンダが好きです。投資を始め十数年。昔から持病があります。持病があっても稼ぐ方法を模索しながら日々楽しく過ごしたいと思っています。持病がある方に参考になればうれしく思います。

最近のIPOに思うこと。247から読み解く黒字から赤字転落や、赤字でも上場する企業の多さはなぜか。

今年2019年の上場企業の数は82社。

 

そのうち、今の時期はIPOラッシュで毎年10社以上上場します。

昨年の2018年は97社、

一昨年の2017年は93社。

 

 

今年はなぜか赤字上場の企業が多いイメージがありますが、

今年のように、ベンチャー企業が同時に上場するのは異例中の異例。

 

今月上場した、

メドレーは2009年

フリーは2012年

マクアケは2013年

スペースマーケットは2014年。

創業10年以内の会社が多いです。

 

今回、物議をかもしている、247ですが、

ライザップに似たようなサービスで、ライザップより利用価格は安いんですね。

ただ、ライザップが事業を拡げ過ぎて失速したのは皆様もご存じの通り。

そんななか247は本当に上場後黒字なんだろうか・・・。

と思っていました。

 

 

 

 

24/7ワークアウトは、

 

11/6〜11/12 BB
11/21 上場

11/30までに 今期決算締
12/20に下方修正

 

という流れで、

gumi以降厳しくなった監査をすり抜けて、

上場後決算は黒字だったはずなのに、

21日上場し、決算予想を出し、末までの9日間でいきなり赤字に転落しました。

 

その企業の説明としては、24/7ワークアウトから抜粋。

 

①売上高 売上高につきましては、7,791百万円を予定しておりましたが、7,697百万円の着地となる見込みで す。パーソナルトレーニングを主要事業とする当社におきましては、想定無料カウンセリング件数を 元に、月別店舗別に売上高を見積もり、積み上げにより当社の通期予想売上高を算出しております が、無料カウンセリング申込件数は、広告宣伝における効果や市場環境・競合による影響を受けやす い状況にございます。当社は、第3四半期末時点までの業績は、業績予想数値と比べて順調に進捗し ていたため、業績予想数値は達成できるものと見込んでおりました。

しかしながら、2019年11月にお いて無料カウンセリング申込件数が計画に対して大幅に減少したため、無料カウンセリング申込件数 の落ち込みを補うための新たな施策を11月末まで行っておりましたが、計画に対する減少分を補うに は至らず、当第4四半期における24/7Workoutの無料カウンセリング申込件数が計画から約20%を下回 ったことにより、新規入会者数が減少し、これにより24/7Workout直営店舗の売上高及び物販の売上高が業績予想数値を下回る見込みとなりました。

 

 

9日間の間に、20%減とはかなり強気な様子の勧誘方法でいらっしゃると思います。

サプリメント等であれば、既存客のほうが定期購入するので売上高は安定するはずなのですが、カウンセリングから加入に至るまでで全員が加入したとしても9日間でここまでの数字をたたくには余程キャンペーンを行っていないといけなくなります。

③経常利益 経常利益につきましては、1,158百万円を予定しておりましたが、971百万円の着地となる見込みで す。その主な要因は、上記売上高・営業利益が予想を下回ったことによります。

当期純利益 当期純利益につきましては、822百万円を予定しておりましたが、583百万円の着地となる見込みで す。その主な要因は、上記売上高・営業利益・経常利益が予想を下回ったことに加え、法人税等につ いて、留保金課税及び法人住民税均等割額による税負担が増加することを見込んでいることによりま す。 

 

株式会社トゥエンティーフォーセブン [世の中から必要とされるサービスを]

 

 

法人税なんて、ある程度は決まってますから、もっと早くわかっていたはずです。

これも経理の問題だけや、顧問税理士の責任にするのでしょうか?

 

 

このような企業が増えるのであれば、東証にも色々と考えていただきたいと思いますし、IPO当選された方は納得いかないと思います。

 

 

明日は赤字上場が増えてきた理由について考察してみたいと思います。