サイボウズやレアジョブのような優良株を見つけたい。
電脳を意味するcyberと坊主 と言う由来からサイボウズである。
サイバーと言うようにソフトウェアをを開発する企業であることは理解できる。
ただ、なんの会社なのか、私は情報サービスに疎いのでわからなかった。
しかし、ある本でサイボウズの社長の考え方が論理的で、解りやすくソフトウェアのことをお話になっていた対談本があった。
それは2年ほど前だったと思う。
以後、会社のことをチェックするようになった。
もともとサイボウズは
ネット上でのみ販売する事を考えており、事務所は家賃の高い大都市ではなく愛媛県松山市内の畑の住居で立ち上げたそうだ。納屋を改築したのかもしれない。
立ち上げにあたったのは畑氏。
高須賀、青野が松下関連企業出身であり、経営、技術、販売の担当をそれぞれ決め立ち上げる。
1997年創業
その1年後には人員確保のために梅田に移転
翌年には開発されたサイボウズOffice4がヒット
その翌年の2000年の8月にはマザーズ上場という素晴らしいスピードである。
2006年には東証一部上場
2011年には企業向けクラウドサービスの提供を開始。
その後クラウドや、officeの展開する部署と勝因を立ち上げ今に至る。
2014年には、働きがいのある会社ランキング(従業員100~999名部門)においてサイボウズは12位に選出。
2019年には22年目で、世界各地11拠点・連結で800名ぐらいの会社になっている。
なぜ飛躍が出来るのか。
サイボウズ飛躍の理由
ネット上のみの販売
チームワークを重視したこと
キントーンのサービスの飛躍
ボウズマンの何かわからないキャラでの宣伝
今の働き方改革に寄り添う形のソフトを開発し構築、高評価を得ているということにあると思います。
まず、一番大きいこととしてネット上にしか商品を展開しないということは
様々な在庫を抱えずに済みます。ゆえに場所も必要なし、売残りを捌くことも不要です。
今の少子高齢化時代には在庫を抱える商売は不向きということは十分ご理解いただけると思います。和製英語のミニマリストの方も出てくる時代ですので、モノはある程度でよいという方が増えてきたと同時に、クラウドで共有できることはアナログで紙に書くよりも時間は短縮されますし、会議等も今はスカイプで出来ますから、今後は働き方改革により、移動時間や会議時間も減ることと思われますのでクラウドは必須であり、ベンチャーが乱立しているのも納得します。
また、働きやすい会社と社内満足率も高く、
株主には配当できちんと還元するということを大事になされており、
一番は上場後赤字がないということが信頼できる証である。
最近はいかんともしがたい業績修正がMTGや24/7で繰り返し起こっているが
一部に鞍替えしてからも成長してゆく企業という点で大変評価したいと思う。
ただ、最近は外国人投資のファンドに売られて株価は低迷することもあるかもしれないので上がるとか下がるという希望的憶測だけで判断できかねる部分もある。
今年株価は1000円を割り込むことがあった・・・。
私はこの会社には未来があると思い、その時には1200円の玉を抱えていたが、泣く泣くナンピンし、平均単価が1050円前後になった。
そこで、1200円を超えた11月末に売却しすこしの利益を得た。
しかし、
19年12月期の連結経常利益を従来予想の14.5億円→17.3億円(前期は11.9億円)に19.6%上方修正し、増益率が21.7%増→45.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せする結果となった。
配当も、期末一括配当を従来計画の7~11円→10円(前期は9円)に修正し、
1円の増額である。
次の日の26日サイボウズの株価が一時前日比238円(19%)高の1483円まで上昇し、2006年4月以来、約13年8カ月ぶりの高値をつけた。
終値は14%高で、東証1部で上昇率首位となった。19年12月期業績予想について、11月に続いて2カ月連続となる上方修正が好感された結果となった。
この時まで持っている握力があればよかったのだが去年の年末のことも鑑みて、
11月末から株を整理してゆく作業をしていたので、致し方なく指をくわえて昨日は見ていた・・・。
今後は押し目を形成しつつ株価は飛躍をつづけてくれるとうれしいが、
今回のサプライズは、支払わなくてはならない広告費が次期に延期されたことも大きい。ゆえに一度調整するはずであると思っており、私は本日成売りしている。
窓を埋めるまでは持とうと思っている。
いい企業を高すぎると成売りするのは心苦しいが、窓を埋めれば買戻しを入れ、日経の状況にもよるがドテン買いも考えています。
悔しい一日の昨日でした。